キヤノン、「EOS 60D」の最新ファームウェア

〜縦位置撮影で回転情報が認識されない現象など回避

 キヤノンは20日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 60D」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.1.0。

EOS 60D

 更新することで、内蔵ストロボ機能設定で「ワイヤレス機能」の設定を変更後にバッテリーを抜くと設定が初期化される現象が改善する。加えて、縦位置撮影時にシャッターレリーズのタイミングによって画像の回転情報が正しく認識されないことがある現象を修正した。

 EOS 60Dは、APS-C相当の有効1,800万画素CMOSセンサーや、バリアングル式の104万ドット3型液晶モニターを備えるデジタル一眼レフカメラ。最大1,920×1,080ピクセルのフルHD動画記録にも対応する。発売は2010年9月。ボディのみの実勢価格は12万3,300円前後。


(本誌:武石修)

2011/7/20 12:40