ニコン、「D3」バッファメモリー増設サービスを7月20日に終了


 ニコンは20日、デジタル一眼レフカメラ「D3」の有償バッファメモリー増設サービスを7月20日に終了すると発表した。

D3

 同サービスは、D3本体内のバッファメモリーを増設することで、連続撮影コマ数を増加させるもの。2008年7月より受付を開始している。費用は5万2,500円。

 ニコンサービス期間での取り扱いのみで、改造したいD3を下記の株式会社ニコンイメージングジャパン修理センターに送付するか、各地のニコンプラザまたはサービスセンターに持ち込む。

・送付先
〒230-0052
横浜市鶴見区生麦2-2-26
株式会社ニコンイメージングジャパン修理センター

 バッファメモリーの増設効果は、FXフォーマットでの非圧縮RAW/14bit記録の場合、増設前16コマが増設後36コマに、非圧縮RAW/12bitの場合は増設前17コマが増設後38コマに、JPEG(FINE/L)なら52コマが119コマになる(いずれもサンディスクExtreme IV 2GBを使用)

 D3は2007年11月にニコンが発売したプロ用モデル。現在は後継機種のD3XおよびD3Sが発売済み。



(本誌:折本幸治)

2011/6/20 20:01