新宿高島屋、たかはしじゅんいち展「内観の刻-序」


 新宿高島屋は、10階美術画廊において、たかはしじゅんいち展「内観の刻-序」を6月8日から開催する。

華道家が花をいける様に、人を「いける」感覚で、命の起源、肉体の可能性を写し込もうと試みている。肉体の美しさと命の力強さ。肉体とは何の為にあるのか。とりわけ体の限界と向き合っている舞踏家などによって極限まで鍛え抜かれた奇跡の肉体を素材に展開される身体表現。ファッション性を捨て、服と言う「虚飾」を外した時に見えて来るものは何か。これまで、商業写真家として活動してきた事を背景に、必要のない情報を削り、内体の骨と皮膚と筋が創りだすフォルムを一瞬の「華」に見立てて表現する。写真の中に自分の宇宙を構築出来たらと考えている。

 すべてのプリントには手漉き和紙を採用した。

 アーティストトークを6月12日17時から行なう。

(写真展情報より)

  • 名称:たかはしじゅんいち展「内観の刻-序」
  • 会場:新宿高島屋10階美術画廊
  • 住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
  • 会期:2011年6月8日〜2011年6月20日
  • 時間:10時〜20時(6月11日と6月18日は20時30分まで。最終日16時まで)

(本誌:折本幸治)

2011/5/25 00:00