エー・パワー、“周辺光量落ち”を実現する「ブラック・コーナー・エフェクター」を単体発売


 エー・パワーは、「ブラック・コーナー・エフェクター」を12日に発売する。価格は525円。

ブラック・コーナー・エフェクターブラック・コーナー・エフェクターの装着前(左)と装着後(右)

 一眼レフカメラ用ホルガ(HOLGA)レンズ「HL-C」(キヤノン用)、「HL-N」(ニコン用)の後部に装着することで、トイカメラ「ホルガ」のような周辺光量落ちを実現できるエフェクター。

 HL-CとHL-Nはホルガのレンズを一眼レフカメラに対応させた製品だが、もともと6×6cm判のイメージサークルがあるため、35mmフルサイズ以下のイメージセンサーでは周辺光量がほとんど低下しない。ブラック・コーナー・エフェクターをレンズ後部にボンドで接着することで、一眼レフカメラでも周辺光量低下を楽しめるようになるという。

 なお35mmフルサイズセンサーのカメラにおいて無背景(白バック)でポートレート撮影をする場合、撮影距離が1m程度だとブラック・コーナー・エフェクターがそのまま写り込むという。そのため、3m以上離れて撮影するよう呼びかけている。

 エー・パワーでは、最初からブラック・コーナー・エフェクターを装着してある「HL-C(BC)」(キヤノン用)と「HL-N(BC)」(ニコン用)を1日に発売済み。価格は3,150円。

 HL-C、HL-N、HL-C(BC)、HL-N(BC)は、いずれもプラスチックレンズを採用。焦点距離は60mmで、絞りはF8固定。ピントはマニュアル。

HL-C



(本誌:武石修)

2011/5/11 19:31