エー・パワー、一眼レフカメラ用ホルガレンズに別のホルガレンズが混入


 エーパワーは25日、一眼レフカメラ用ホルガレンズの一部に別のタイプのレンズが混入していたと発表した。

HL-Cマウント側の画像。左は周辺光量が落ちない「HL-C」および「HL-N」。右はブラック・コーナー・エフェクターを搭載した「HL-C(BC)」と「HL-N(BC)」

 「HL-C」(キヤノン用)、「HL-N」(ニコン用)、「パワフルセットC」(キヤノン用)、「パワフルセットN」(ニコン用)の一部に、製造元の梱包ミスで「HL-C(BC)」(キヤノン用)および「HL-N(BC)」(ニコン用)が混入していたという。

 HL-C(BC)とHL-N(BC)は周辺光量落ちが発生する「ブラック・コーナー・エフェクター」を搭載したモデル。エー・パワーでは、周辺光量落ちを望まない場合はブラック・コーナー・エフェクターを剥がすよう案内している。

 ブラック・コーナー・エフェクターはレンズ後端にある円盤状のパーツで、マイナスの精密ドライバー(最も小さいもの)で剥がすことができるとしている。はがした後でブラック・コーナー・エフェクターをまた使いたくなった場合は、接着剤で貼付ければ使用できるという。

 なおうまく剥がせない場合には、エー・パワーにメールで問い合わせるよう呼びかけている。

 HL-CとHL-Nは、ホルガのレンズに一眼レフカメラのマウントを装着した製品。35mmフルサイズより小さなセンサーのカメラに装着した場合、周辺光量低下はほとんど発生しない。

 パワフルセットはHL-CまたはHL-Nに「FEL-135(魚眼)」、「HW-05(ワイコン)」、「HT-25(テレコン)」をセットにした製品。




(本誌:武石修)

2011/4/26 00:00