エー・パワー、「周辺光量落ち機能」が付いた一眼レフカメラ用HOLGAレンズ


 エー・パワーは、一眼レフカメラ用HOLGAレンズの新製品「HL-C(BC)」(キヤノン用)と「HL-N(BC)」(ニコン用)を5月1日に発売する。価格はともに3,150円。

HL-C(BC)カメラに装着したところ

 トイカメラ「HOLGA」(ホルガ)のレンズをEFマウントおよびFマウントに対応させたレンズ。2月に発売した「HL-C」(キヤノン用)と「HL-N」(ニコン用)に続く第2弾となる。

 新たに、周辺光量落ちを発生させる「ブラック・コーナー・エフェクター」を搭載した。HOLGAのレンズは6×6判のイメージサークルをカバーしているため、これまで35mmフルサイズ以下のカメラでは周辺光量落ちがほとんど再現できなかった。前モデルのユーザーから「あまりHOLGAらしくない!」といった声が多かったため、今回のブラック・コーナー・エフェクター搭載に至ったとしている。旧モデルについては、当面併売する。

 レンズはプラスチック製。焦点距離は60mmで、絞りはF8固定。ピントはマニュアル。

 HOLGA120シリーズ用の各交換レンズが装着可能。レンズ本体の先端に「Fisheye for HOLGA」、「FEL-135(魚眼)」、「HW-05(ワイコン)」、「HT-25(テレコン)」、「CLS-1(クローズアップレンズセット)」、「MLS-1(マクロレンズセット)」などを取り付けることができる。

 


(本誌:武石修)

2011/4/21 00:00