シグマ、「SD15」のQS(クイックセット)メニューを拡張


 シグマは24日、デジタル一眼レフカメラ「SD15」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.01。Webサイトからダウンロードできる。

SD15

 更新することで、クイックセットメニューの項目が増える。加えて液晶モニター表示が最適化するほか、タイマー動作時の電子音をキャンセルできるようになる。

 クイックセットメニューは、ボディの「QS」ボタンで設定項目を呼び出す機能。これまでホワイトバランス、カラーモード、画質、画像サイズの4項目だけだったが、新たにISO感度、AFモード、フラッシュモード、測光モードの4つを呼び出し可能になった。

 これに伴いクイックセットメニューは、これまでの1ページから2ページの構成になる。なお、従来項目の割り当て位置が変更になっている。

 SD15は、シグマが6月に発売したデジタル一眼レフカメラ。APS-Cサイズ相当(20.7×13.8mm)で有効1,406万画素相当の「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」、画像処理エンジン「TRUE II」、約46万ドットの3型液晶モニターなどを搭載する。ボディの実勢価格は12万4,800円前後。


(本誌:武石修)

2010/12/24 16:53