DxO、「Optics Pro」をニコンD7000に対応

~プラグイン「DxO HDR」は発売延期に

 DxO Labsは1日、RAW現像ソフト「Optics Pro 6.5」の最新版を公開した。バージョン番号は6.5.1。

Optics Pro 6.5D7000

 最新版では、対応機種にニコン「D7000」とソニー「α390」(国内未発売)を追加した。

 併せて、Optics Pro 6.5を3割引で販売するキャンペーンも実施している。期間は12月25日まで。キャンペーン価格はエリート版が2万2,365円(通常価格3万3,600円)、スタンダード版が1万1,445円(同1万6,800円)。

 Optics Pro 6.5は、ボディとレンズに合わせた補正を行なう汎用RAW現像ソフト。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5/10.6。

プラグイン「DxO HDR」の発売を延期

 また、「Optics Pro 6.5」用プラグイン「DxO HDR」の発売延期も発表した。新たな発売日は明らかになっていない。

 10月20日の発表当初、11月下旬の発売を予定していた製品。価格も未定のままとなっている。DxO製品の国内代理店であるソフトウェア・トゥーによれば、同製品はDxOのオンラインショップのみで取り扱うという。ソフトウェア・トゥーも新たな発売日は未定だとしている。

 DxOは延期の理由を、「HDR合成に関し大量の画像テストを行なった結果、製品としてまだ改善の余地があると判断した」とコメントしている。

 DxO HDRは、ダイナミックレンジ拡大機能と、ノイズ低減機能が利用可能になるプラグイン。いずれも複数のRAW画像ファイルを合成して画像生成を行なう。




(本誌:武石修)

2010/12/7 15:18