ニコン、1/1.7型CCD搭載の「COOLPIX P7000」を海外発表


 ニコンは8日、米国のWebサイトでコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P7000」を発表した。米国では9月末に発売。価格は499.95ドル。日本での発売は未定。

 COOLPIX P6000(2008年9月発売)の後継機と見られる製品。有効1,010万画素の1/1.7型CCDセンサーや、光学7.1倍ズームレンズを備える。画像処理エンジンはEXPEED C2。液晶モニターは3型92万ドットで固定式と見られる。

 NRW(RAW)形式での記録が可能。また、P/S/A/Mの各露出モードを搭載する。上面には撮影モード切り替え用のダイヤルに加え、露出補正用ダイヤルを装備。加えてISO/WB/ブラケット/画質設定などを切り替えるダイヤルを装備している。前面にはファンクション(Fn)ボタンも見える。

 レンズは焦点距離28-200mm相当(35mm判換算)、開放F2.8-5.6の光学7.1倍ズーム。レンズシフト式の手ブレ補正機構を備える。COOLPIX P6000は28-112mm相当の光学4倍ズームレンズだった。

 最高感度はISO3200。拡張設定でISO6400相当での撮影も可能。追尾系のAFやシーン認識機能を搭載している。

 COOLPIX P6000と同様、光学ファインダーやホットシューを装備している。なお、COOLPIX P6000の特徴だったGPSやLAN端子は非搭載。

 動画は最大1,280×720ピクセル/24fpsでの記録に対応。圧縮方式はMPEG-4 AVC/H.264。COOLPIX P6000はVGAのMotion JPEGだった。本体にHDMI mini端子を備える。

 記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。バッテリーはEN-EL4。

 本体サイズは114.2×77×44.8mm。重量は360g。8月17日公開の新ソフト「ViewNX 2」を同梱する。

内蔵ストロボを装備。ホットシューも備えている



(本誌:折本幸治)

2010/9/8 16:01