ソニーストア名古屋・大阪で「α55」「α33」の体験会を実施
会場のソニーストア名古屋。2010年3月にオープンした |
ソニーは28日、レンズ交換式デジタルカメラ「α55」および「α33」のユーザー体験会をソニーストア名古屋およびソニーストア大阪で開催した。発売に先駆けてセミナーやタッチ&トライを行なうもので、9月4日と5日には東京でも同様のイベントを実施する。
東京での会場は銀座ソニービル。所在地は東京都中央区銀座5-3-1。日時は9月4日および5日の11時から19時。その江氏と馬場信幸氏によるセミナーを開催予定。
α55およびα33は、αAマウントレンズに対応したレンズ交換式デジタルカメラ。9月10日に発売する。透過ミラーによる「トランスルーセントミラーテクノロジー」を採用し、光学ファインダーではなくEVFを装備した。撮像素子はAPS-CサイズのExmor APS HD CMOSセンサー。有効画素数は、α55が約1,620万画素、α33が約1,420万画素。
ソニーストア名古屋の店内では、発売前の「α55」および「α33」を手に取れる状態で豊富に展示。併せて設置された交換レンズと共に自由に試すことができた。また、ガラスケース内にはカールツァイスレンズやGレンズも含めたソニー製αAマウントレンズを用意し、希望すれば実際に試すこともできるとしていた。
α55 | α33 |
展示機を豊富に用意。横に置かれている交換レンズも自由に試せる | α55に「16mm F2.8 Fisheye」を装着してみた |
連写性能や動画機能を体感できる鉄道模型のセットも設置していた | α55の分解モデル |
また、9月以降に発売予定のαAマウントレンズもガラスケース内に展示。「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」、「85mm F2.8 SAM」、「DT 35mm F1.8 SAM」の3本は、スタッフに頼めばガラスケースから出してもらうことができた。
発売前の新レンズもケース内に展示。頼めば手に取れる。左から「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」、「85mm F2.8 SAM」、「DT 35mm F1.8 SAM」 | 掲示しているαレンズの作例の中に、Distagon T* 24mm F2 ZA SSMによる作例もあった |
ほかにも、9月10日に発売するαEマウントを採用したレンズ交換式ビデオカメラ「NEX-VG10」など、NEXシリーズの製品も展示していた。NEX-5と高倍率ズームレンズ「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS」(9月10日発売)の組み合わせも試せる。各種アクセサリー類も一同に並んでいた。
Eマウントを採用するレンズ交換式ビデオカメラ「NEX-VG10」も用意 | NEX-5にE 18-200mm F3.5-6.3 OSSを装着したところ |
直販のソニースタイル限定で販売するカメラケースなども展示 |
会場では各製品のタッチ&トライのほか、プロカメラマンの馬場信幸氏によるセミナーも開催していた。
馬場信幸氏 | 開催地の名古屋で撮影した作例も交え、特徴的な機能を紹介した |
α55を「夢のカメラ」と紹介した馬場氏は、「Dレンジオプティマイザー」、「オートHDR」、「マルチショットノイズリダクション」、「スイングパノラマ」、「内蔵GPS」などの機能の特徴を作例とともに解説。α55が最大の特徴とする「50万円以上のカメラの機能を実現しちゃった」(馬場氏)という10コマ/秒の連写機能に加え、ISO1600以上の高感度画質のよさも強調していた。
セミナーでは静止画作例のほか、馬場氏がα55およびNEX-VG10で撮影したフルHD動画の作例も上映。NEX-VG10にAマウントアダプター経由で「Planar T* 85mm F1.4 ZA」を装着して撮影したカットでは、ビデオカメラでも各種Aマウントレンズを利用できるメリットを強くアピール。「(どれを買うか)楽しく悩んでください」と締めくくった。
2010/8/30 12:05