富士フイルム、1,400万画素の18倍ズーム機「FinePix S2800HD」


FinePix S2800HD

 富士フイルムは、広角28mm相当からの18倍ズームレンズDを搭載した「FinePix S2800HD」を8月7日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後の見込み。

 2月に発売した「FinePix S2500HD」の流れをくむ後継機。撮像素子を有効1,220万画素から1,400万画素に高画素化し、最大182度までのパノラマ撮影機能「ぐるっとパノラマ」と、フォトブックにしたい写真をグルーピングできる「フォトブックアシスト」機能を新規搭載した。


 そのほかの機能はFinePix S2500HDをほぼ継承。「自動追尾フォーカス」、「シーンぴったりナビ」「顔キレイナビ」といった機能を引き続き利用可能となっている。光学式手ブレ補正やにミニHDMI端子を備える。

 撮像素子は有効1,400万画素の1/2.3型CCD。感度はISO64~6400(ISO3200~6400は300万画素相当)。CCDシフト式手ブレ補正機構を有する。

 レンズは35mm判換算で28-504mm相当、F3.1-5.6。最短撮影距離は広角端で約40cm、望遠端で約2.5m。マクロモードで約5cm、スーパーマクロでは約2cmまで接写できる。

 液晶モニターは約23万ドットの3型。約20万ドットの0.2型EVFも備える。視野率は約97%。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。約23MBの内蔵メモリーを装備した。電源は単3電池×4。CIPA準拠の撮影可能枚数は約300枚(アルカリ乾電池使用時)。

 本体サイズは110.2×73.4×81.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約341g(バッテリー、メモリーカード含まず)、約 437g(バッテリー、メモリーカード含む)。



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2010/7/21 14:22