KPI、アクセサリーシュー搭載型の可動・分離式「LCDビューファインダー」

〜ライブビューのハイ/ローアングル化、AFとレリーズの遠隔操作も

 KPI(ケンコープロフェッショナルイメージング)は、デジタルカメラのライブビューを見ながら遠隔操作できる「ジグチューブLCDビューファインダー」を8月1日に発売する。価格は2万4,990円。

ジグチューブ LCDビューファインダーカメラに装着したところ

 6月に開催した「PHOTONEXT 2010」で展示していた製品。製造元は中国Aputure社。デジタルカメラのビデオ出力とレリーズ端子に接続することで、カメラから離れた場所でAF、レリーズ、ライブビューを行なえる。なお、AFモードはカメラのライブビューモードに依存する。また、ライブビュー機能を搭載しないカメラでは、撮影時のプレビュー表示のみ利用できる。KPIでは、危険な場所での遠隔撮影や自分撮りといった用途を提案している。

 液晶モニターは約23万ドットの2.5型。上下180度、左右270度の回転が可能。ホットシューに取り付けることで、可動式液晶モニターのように、ハイ/ローアングルなどのシーンでも構図を確認しながら撮影できる。画面を180度回転して表示するためのボタンを備えるほか、画面の輝度とコントラストも調節可能。

ホットシューに装着したところ液晶モニターは左右270度まで回転できる

 対応カメラは、オリンパスE-30、E-620、E-520、E-510、E-450、E-410、E-P2、E-P1、キヤノンEOS-1Ds Mark III、EOS-1D Mark IV、EOS-1D Marl III、EOS 5D Mark II、EOS 7D、EOS 50D、EOS 40D、EOS Kiss X4、EOS Kiss X3、ニコンD3X、D3S、D3、D700、D300S、D300、D90。このうち、EOS-1D Mark IV、EOS 50D、EOS 40D、EOS Kiss X3ではカメラのAFのみ受け付ける。また、EOS-1Ds Mark IIIとEOS-1D Mark IIIではAFが使用できない。

 電源は内蔵リチウムイオンバッテリー。フル充電で約3時間使用できる。また、PCとのUSB接続による給電も可能。

 本体サイズは63×43×82mm、重量は115g。AV&レリーズケーブル1本、延長ケーブル(2m)1本、バッテリーチャージャー、AVコネクター(メス-メス)1個、ミニフォン/AVコネクター1個などを同梱する。



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2010/7/20 15:46