富士フイルム、LEDバックライト採用のデジタルフォトフレーム

　富士フイルムは、広視野角液晶パネルを採用したデジタルフォトフレーム「DP-1020SH」、「DP-850SH」、「DP-700SH」を2月20日より順次発売する。

　それぞれ10.2型、8.5型、7型の液晶ディスプレイを搭載し、使用パネルはいずれもシャープ製。発売時期は、DP-1020SHとDP-850SHが3月中旬、DP-700SHが2月20日。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、DP-1020SHが3万9,800円前後、DP-850SHが2万7,800円前後、DP-700SHが1万7,800円前後の見込み。

左からDP-1020SH、DP-850SH、DP-700SH

■DP-1020SH

DP-1020SH

　斜めから見たときの白浮きを改善したというシャープ製「新モード液晶」ディスプレイを採用することで、2,000:1の高コントラスト比を実現した10.2型モデル。本体カラーはブラック。

　表示面にアンチグレア処理を施すことで映り込みを低減し、「黒を黒らしく」表現するという。また、バックライトにLEDを使用し、低消費電力を謳う。パネル解像度は1,024×600ピクセル。

　機能面では新たに、「記念日お知らせ機能」を装備。設定した時刻になるとあらかじめ指定した画像をスライドショーとして再生する。

　また、Motion JPEGとMPEG-4形式の動画およびMP3とWAV形式の音声ファイルの再生に対応したほか、指定したフォルダに限定してスライドショーやインデックス表示を行なえる「フォルダ絞り込み」や、電源を入れた時に好きな画像を表示できる「お気に入り画面登録」も追加した。

　このほか、従来機種にも装備していた縦横自動判別センサー、明るさセンサー、赤外線通信機能「IrSimple」といった各種機能も引き続き利用できる。

　パネルの視野角は上下左右176度。輝度は350cd/平方m。アスペクト比は15:9。最大再生可能画素数は6,400万画素（8,000×8,000画素）。

　表示可能な静止画の形式はJPEG。対応メディアはCF、SDHC/SDメモリーカード、xDピクチャーカード、メモリースティック。2GBの内蔵メモリーも備える。

　電源はACアダプター式。本体サイズは約300×24.5×206mm（幅×奥行き×高さ）。重量は約835g（スタンド含む）。

■DP-850SH

　シャープ製の広視野角液晶パネル「ASV（Advanced Super View）液晶」を従来機種から引き続き採用した8.5型デジタルフォトフレーム。パネル解像度は800×480ピクセル。本体カラーはブラックとホワイト。

DP-850SHブラック（左）とホワイト（右）

　液晶パネル、画面サイズ、解像度以外の主な仕様はDP-1020GHと同等。本体サイズは約262×24.5×187mm。重量は約740g（スタンド含む）。

■DP-700SH

　従来機種「DP-70SH」の流れを汲む7型デジタルフォトフレーム。本体カラーはブラックとホワイト。

DP-700SHブラック（左）とホワイト（右）

　上位機種から動画・音声ファイルの再生機能を省略したモデルだが、記念日お知らせ機能やフォルダ絞り込み機能、お気に入り画面登録といった各種新機能は同様に使用できる。なおアンチグレア処理は施していない。パネル解像度は800×480ピクセル。

　本体サイズは約214×24.5×144mm。重量は約430g（スタンド含む）。