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2025年の桜開花予想が発表 多くの地域で平年並みか遅めに

東京は3月23日(日)頃

日本気象株式会社は3月6日(木)、2025年第7回桜の開花・満開予想を発表した。全国約1,000か所のソメイヨシノを対象とした今回の予想では、全国的に休眠打破の時期が平年より遅れているため、北海道以外で平年並みか平年より遅い開花となる見込みだという。

今シーズンは東京で3月23日(日)頃の開花を皮切りに、四国、九州、東海地方で開花が始まると予想。北日本では休眠打破後に気温上昇の影響で遅れを取り戻す見通しだが、東・西日本では休眠打破の遅れが響く形となった。

地域別では、北海道は平年より早く、東北・関東甲信・東海は平年並み、北陸・近畿・中国・四国・九州は平年より遅い開花となる見込み。10~11月の気温の高さが休眠打破を遅らせた一方、3月の気温が高めと予想されることで、地域によって開花への影響が異なる結果となった。

主な都市の開花予想日

  • 東京:3月23日(日)頃(平年並み)
  • 名古屋:3月26日(水)頃(平年並み)
  • 福岡:3月26日(水)頃(平年より4日遅い)
  • 京都:3月29日(土)頃(平年より3日遅い)
  • 大阪:3月30日(日)頃(平年より3日遅い)
  • 仙台:4月6日(日)頃(平年並み)
  • 札幌:4月27日(日)頃(平年より4日早い)
本誌:佐藤拓