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アプリと連動するセコニックの新カラーメーター「C-4000」

スマートフォンでリモート測定やグラフ表示が可能に

株式会社セコニックは、分光式色彩照度計「スペクトロメーター C-4000」を3月21日(金)に発売する。市場想定価格は22万円前後。

照度、色温度、⊿uv、演色評価指数(CRI、TM-30)などを測定できる分光色彩照度計。本体だけでなく、「SEKONIC LD」アプリでのリモート測定も可能にしている点が新しい。

本体のボタン類は電源と測定のみで構成。測定値保存やメモリーデータ管理、各種設定は、カラー表示のタッチパネルで行う。測定値は4項目まで表示が可能。

加えて、「SEKONIC LD」を有償版(アプリ内課金:サブスクリプション)にアップデートすると、配灯図などの図面をアプリ内に画像取り込み、図面上に測定値をプロットすることも可能。測定データに対し、撮影画像、メモ、GPS位置情報などを付与することも出来る。

また、アプリ内でのレポート自動作成機能や測定値の共有、プロジェクトごとのデータ管理といった機能も利用できる。

ホーム画面
測定画面
CIE1931
標準アプリ画面
有償アプリ画面
  • センサー:CMOSリニアイメージセンサー
  • 表示値:照度、色温度、⊿uv、Ra(平均演色評価指数)、TM-30(Rf、Rg)、色度座標(x、y)
  • 測定波長範囲:380~780nm
  • 測定範囲(照度):5~10,000lx(0.46~929fc)
  • 測定範囲(色温度):1,600~40,000K
  • 測定時間:最短0.5秒~最長10秒
  • メモリー機能:99件まで
  • インターフェース:USB Type-C、Bluetooth
  • 電源:単3形電池(1.5V)×2本、USBバスパワー
  • 外形寸法:62×30×140mm(突起物を含まず)
  • 質量:140g(電池を含まず)
  • 付属品:受光部キャップ、ソフトケース、ストラップ
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。