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被写体追尾性能が向上したスマホ向けジンバル「DJI Osmo Mobile 7」

別付モジュールでトラッキングなど制御

DJI JAPAN株式会社は、スマートフォン向けジンバル「Osmo Mobile 7P」「Osmo Mobile 7」を2月18日(火)に発売した。直販価格はOsmo Mobile 7Pが1万8,480円、Osmo Mobile 7が1万3,310円。

いずれもDJI最新の第7世代映像ブレ補正技術とActiveTrack 7.0を搭載したスマートフォン向けジンバル。

磁気クリップで着脱できる多機能モジュール(7Pは付属/7は別売り)を使うことで、専用アプリ以外でのトラッキングが可能となった。

ハンドジェスチャーによる操作も行える。例えば手のひらを見せることでトラッキングの開始・停止、Vサインで写真撮影や録画の制御、両手でのダブルLはフレーミング調整などといった具合だ。

多目的モジュールはマイク受信機としても機能し、USB Type-C接続によって音声伝送とスマートフォンへの給電を同時に実現する。

従来通り、スマートフォン用アプリ「DJI Mimo」での利用も可能。「ActiveTrack」テクノロジーは5.0から7.0へと進化し、追尾関連の性能や使い勝手が向上しているという。複数の被写体への追尾をタップで切り替えることも可能。

前モデルから搭載された「サイドホイール」も踏襲。焦点距離の調整やマニュアルフォーカスへの切り替えで使用する。長押しで補助ライトの明るさや色温度の調整が可能。Apple Watchとの連携にも対応し、DJI Mimoアプリを通じてスマートリモコンとして使用できる。

Osmo Mobile 7P

延長ロッドを内蔵するモデル。そのためハイポジションからローポジションまで撮影範囲を大きく拡げることができる。多目的モジュールも付属する。

外形寸法

  • 展開時:288×107×96mm
  • 折り畳み時:190×95×46mm

重量

約368g(ジンバル、内蔵三脚、磁気スマートフォンクランプ、多機能モジュール含む)

価格

1万8,480円

Osmo Mobile 7

クラス最軽量の約300gを実現。使いやすさとコンパクトさを維持しながら、よりリーズナブルな価格を実現した。ワンステップ収納にも対応する。多機能モジュールは付属していない。

外形寸法

  • 展開時:278×107×93mm
  • 折り畳み時:179×95×39mm

重量

約300g(ジンバル、内蔵三脚、磁気スマートフォンクランプ含む)

価格

1万3,310円

本誌:佐藤拓