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TSUKUMO、写真家・中原一雄氏監修の“写真編集向け”デスクトップパソコン

株式会社ヤマダデンキは2月19日(水)、TSUKUMOブランドのBTOパソコン「studio9 写真家・中原一雄 氏 監修 写真編集・RAW現像PC」の2モデルを発売した。価格はスタンダードモデル(PA7A-B251/B)が24万9,800円~、ハイエンドモデル(PA9A-C251/XB)が44万4,800円~。

負荷の大きな写真編集を快適に作業することを目的に、写真家の中原一雄氏が監修したデスクトップパソコン。CPUには高性能ながら省エネルギーが特徴という「AMD Ryzen プロセッサー」を採用した。

AIを活用した編集作業を想定し、グラフィックスカードには「NVIDIA GeForce RTX40 シリーズ」を搭載。また、メモリは最大128GBまで選択できるため、複数のソフトウェアで同時に編集を行うといった作業にも対応するとしている。

インターフェースとして、スタンダードモデルにはUSB 3.2 Gen 2×2の、ハイエンドモデルにはUSB4のUSB Type-Cポートを備えた。転送速度の速いカードリーダーの接続も想定しており、撮影から編集までの快適なワークフローの構築が可能という。

スタンダードモデルのインターフェイス
ハイエンドモデルのインターフェイス

TSUKUMO独自開発のオリジナルケースを使用。「前面吸気&背面排気のスムーズな内部レイアウトによる高い冷却性」「購入後のストレージ増設を意識した拡張性」「全ての吸気側にホコリを防ぐ防塵フィルターによるメンテナンス性」を特徴としている。

作業中の意図しないシャットダウンなど誤動作を防ぐため、電源スイッチはスライド式とした。

そのほか、まぶしくない(作業の妨げにならない)LEDランプ、幅の広いUSBメモリに対応する前面端子配置など、“あったらいいな”の装備を充実させたという。

スタンダードモデル標準構成

  • プロセッサー:AMD Ryzen 7 9700X
  • グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060(ビデオメモリ8GB)
  • メモリ:32GB(16GB×2枚)DDR5-5600
  • マザーボード:ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI(ATX)
  • システムドライブ:1TB SSD(M.2規格 / NVMe Gen4接続)
  • 電源ユニット:CWT製 600W 80PLUS BRONZE対応
  • ケース:ATXタワーケース(EX-623T-D)
  • Wi-Fi/Bluetooth:Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax+Bluetooth v5.2
  • OS:Windows 11 Home(64ビット版)

ハイエンドモデル標準構成

  • プロセッサー:AMD Ryzen 9 9900X
  • グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4070(ビデオメモリ12GB)
  • メモリ:64GB(32GB×2枚)DDR5-5600
  • マザーボード:ASUS ProArt X870E-CREATOR WIFI(ATX)
  • システムドライブ:2TB SSD(M.2規格 / NVMe Gen4接続)
  • 電源ユニット:CWT製 定格850W 12VHPWR対応 80PLUS GOLD対応
  • ケース:ATXタワーケース(EX-623T-D)
  • Wi-Fi/Bluetooth:Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax+Bluetooth v5.4
  • OS:Windows 11 Home(64ビット版)
本誌:宮本義朗