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「Adobe Premiere Pro」の最新ベータ版で、AIによるクリップ検索が可能に

Frame.io Camera to Cloudはキヤノン製カメラと連携

アドビは1月23日(木)、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro(ベータ版)」の最新版を公開した。AIを活用した素材検索機能を追加している。

膨大な素材の中から、必要なクリップを見つけるサポートをする機能「メディアインテリジェンス」と「検索パネル」を追加した。

AIを搭載した「メディアインテリジェンス」が、素材に写っているオブジェクト、ロケーション、カメラアングルや撮影日などの特徴を自動的に検出して、クリップにメタデータとして埋め込む。その後新しい「検索パネル」から自然言語で検索すれば、これまでのように手作業で素材を探す手間が省けるという。

このほか「キャプションを翻訳」機能も追加。日本語を含む17言語が利用できる。制作した動画を、簡単な手順で世界に向けて配信できるとしている。

Frame.io Camera to Cloudがキヤノン製カメラと連携

クラウドサービス「Frame.io Camera to Cloud」が新たにキヤノンと提携を開始。シネマカメラ「EOS C80」および「EOS C400」との連携を実現した。

カメラからダイレクトで、クラウドにプロキシファイルをアップロードできるようになる。カメラは2024年12月の最新ファームウェアにアップデートする必要がある。

本誌:宮本義朗