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2台のM.2 SSDを搭載できるRAID対応SSDケース。20Gbps転送が可能

USB 20Gbps RAIDケース(M.2/NVMe SSD 2台用)

ラトックシステムは、USB 20Gbps対応のSSD用RAIDケース「USB 20Gbps RAIDケース(M.2/NVMe SSD 2台用)」(型番:RS-ECM2-R20G)を12月中旬に発売する。価格は2万8,600円。

2枚のM.2 SSDを搭載してRAIDを構成できるケース。動作モードをRAID0(ストライピング)/RAID1(ミラーリング)/LARGE(スパニング)/SINGLE(非RAID)の4つから選べる。

筐体にはアルミ素材を採用。底面はスリットの入ったヒートシンク構造とし、内部には熱伝導パッドを貼付することで、放熱効果を高めた。ラトックシステムの試験では、9時間使用した場合でも筐体の温度は45°以下に抑えられたとしている。1mの両端USB Type-Cケーブルが付属する。

規格上USBで20Gbpsの転送が可能なのはUSB 3.2 Gen 2x2であり、市場においてUSB 3.2 Gen 2x2に対応したM.2 SSDケースはまだ少ない。RAID対応モデルとなるとさらに選択肢が絞られる。本機はラトックシステムとしても初めてのRAID対応USB 3.2 Gen 2x2 SSDケースとなる。

蓋を開けてM.2 SSD収納部を露出させたところ。蓋の内側に熱伝導パッドが貼り付けられている
蓋の外側はヒートシンクのように浅いスリットが入っている
  • インターフェイス(PC側):USB 3.2 Gen2x2
  • インターフェイス(内部):PCIe Gen 2x2 NVMe
  • 対応OS:Windows 11、macOS 12以降
  • 外形寸法:115×67×22.7mm
  • 重量:約210g
関根慎一