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キヤノンRFマウント採用のシネマカメラ「EOS C400」

6K60Pでの内蔵RAW記録や4K120P記録に対応

キヤノンは、RFマウントを採用したデジタルシネマカメラ「EOS C400」を9月上旬に発売する。

同社が展開する「CINEMA EOS SYSTEM」の新製品。同じくBOX型コアボディタイプの「EOS C500 Mark II」「EOS C300 Mark III」では、同社の一眼レフカメラと同じEFマウントを採用していたが、本機はミラーレスカメラ「EOS R」シリーズと同じRFマウントを採用する。RFマウントはEFマウントよりフランジバックが短く、ボディは「EOS C500 Mark II」「EOS C300 Mark III」よりも小型軽量になった。

現行の「CINEMA EOS SYSTEM」製品のうち、RFマウントを採用するのは「EOS C70」のみ。本機はそれに続くものとなる。ちなみに、RFマウント版のキヤノン製シネマレンズは2023年に発売済み。

加えて、RFマウント採用のCINE-SERVOレンズも「EOS C400」と同時に発表されている。

「EOS C500 Mark II」と同じく35mmフルサイズのイメージセンサーを搭載(EOS C300 Mark IIはスーパー35mm相当)。6K 60Pおよび4K 120PなどでのRAW記録が行える。

また、業界初というISO 800/3200/12800の3つから成るベース感度を持ち、高い暗所性能を特徴としている。ダイナミックレンジは最大16ストップ。Dual Pixel CMOS AF IIも実装した(EOS C500 Mark II/C300 Mark IIはDual Pixel CMOS AF)。

CFexpressカードとSDメモリーカードのデュアルスロットを搭載(EOS C500 Mark II/C300 Mark IIはCFexpress×2)。液晶モニター、グリップ、ハンドルも新機構のものになっている。独自のマルチアクセサリーシューにも対応する。

メタデータを豊富に設定できるという、キヤノン共通の新MP4フォーマット「XF-HEVC S/XF-AVC S」に準拠。既存の「XF-HEVC/XF-AVC」のメタデータを踏襲するもので、撮影日時やリール番号をファイル名に表示できるようになる。

搭載するWi-Fi機能は、iOS用のアプリ「Canon Multi Camera Control」に対応している。

[2024年6月10日]RFマウントの直径がEFマウントより大きいとの記載を改めました。お詫びして訂正します。
[2024年6月10日]「EOS C300 Mark II」を「EOS C300 Mark III」に改めました。お詫びして訂正します。

本誌:折本幸治