SmallRig、分解・組み立てが容易な「α」用のカメラケージキット…アクセサリーマウントも豊富に

SmallRig Japan株式会社は、ラスベガス（米国）で開催中の「NAB Show 2024」で、新製品の「HawkLockクイックリリースカメラケージキット」と「VB212ミニＶマウントバッテリー」を公開した。カメラケージキットについては、4月14日（日）よりSmallRig公式ストアで予約販売を開始している。

SmallRig HawkLockクイックリリースカメラケージキット

ソニーのミラーレスカメラ「α7 IV」「α7S III」「α7R V」用のカメラケージキット。直販価格は税込4万6,990円。先行予約特別価格として、税込3万9,990円で取り扱う。

特許取得済みのクイックリリース技術（HawkLock）により、ケージの分解と組み立てを効率的に実現できるという。取り外しボタンを押下して、ハンドルをスライドすることで固定・分解が可能になる。

ハンドル部はレールの両端からの挿入に対応。また、内部に組み込まれたロールピンにより、ハンドルとケージの間に発生する摩擦が軽減され、スムーズな組み立てが可能としている。

ボタン操作を妨げない流線型デザインを採用。カメラ本体の形状にフィットする設計で、グリップ力も向上するという。カメラへの固定は3点ロック式になっている。

1/4および3/8インチネジ穴、コールドシュー、QDソケット、NATOレールなどのを備えており、各種アクセサリーの装着に対応する。

VB212ミニＶマウントバッテリー

最大140Wの高速充電に対応するバッテリー。日本国内での取り扱いはまだない。

インターフェイスにUSB Type-C×2ポート、USB Type-A×1ポート、D-Tap×2ポート、8V-OUT×1ポート、12V-OUT×1ポートを搭載。各ポートの回路設計は独立しており、USB Type-CとUSB Type-Aは同時に高速充電が可能という。

素材にアルミ合金、シリコーン、TPU、V0防火グレードのPCを採用し、耐衝撃性と耐熱性を備えた。充電状態を表示するモニターも搭載した。

なお、本製品は70万人を超えるチャンネル登録者数を持つ機材レビュー系インフルエンサーCaleb Pike氏と共同でデザインしたという。