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OM SYSTEM、最大1,200mm相当の超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS」
ズームリングのトルク調節機能を搭載
2024年1月30日 15:12
OMデジタルソリューションズ株式会社は、マイクロフォーサーズ規格の交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS」を2024年3月に発売する。希望小売価格は税込55万円。
35mm判換算で300-1,200mm相当の焦点域をカバーする超望遠ズームレンズ。1.4倍および2倍の同社製テレコンバーターに対応。2倍テレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20」を装着した場合、最大2,400mm相当（35mm判換算）の画角を得られる。
レンズ内手ブレ補正を搭載。レンズ単体での補正効果は最大6段分。対応カメラとの協調で最大7段分の補正効果が得られる。
鏡筒には「ズームトルク/ロックスイッチ」を搭載。S（Smooth）とT（Tight）の2段階でズームリングのトルクを調節できるほか、ワイド端で固定するためのL（Lock）を備える。また、「フォーカスリミットスイッチ」「IS 切替スイッチ」「L-Fn（レンズファンクション）ボタン」を配置している。
レンズ構成は15群25枚（スーパーEDレンズ4枚、EDレンズ2枚、HRレンズ6枚、HDレンズ1枚を含む）。絞り羽根の枚数は9枚（円形絞り）。最小絞りはF22。フィルタ―径は95mm。
最短撮影距離はワイド端0.56m、テレ端2.8m。最大撮影倍率はワイド端0.7倍、テレ端0.39倍（いずれも35mm判換算）でテレマクロレンズとしての活用も想定している。
対応カメラとの組み合わせにおいて、「深度合成モード」に対応する。深度合成モードは、ピント位置の異なる撮影を複数回行い、より幅広い範囲にピントの合った1枚に合成する機能。
アルカスイス互換形状を採用した三脚座を装備する。
レンズ本体は防塵・防滴に配慮した設計（IPX1相当）を採用。レンズ最前面にはフッ素コーティングを施している。
外形寸法はφ109.4×264.4mm。質量は2,065g（三脚座含む）。
