ニュース
OM SYSTEMの新標準ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」。13.4万円
最新技術でフレアを低減 防塵防滴性もアップ
2022年2月15日 18:24
OMデジタルソリューションズは、マイクロフォーサーズ交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」を3月に発売する。希望小売価格は税込13万4,750円。
35mm判換算24-80mm相当、開放F2.8固定の標準ズームレンズ。2013年11月にM.ZUIKO DIGITAL初の“PROレンズ”として登場した「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」の後継モデルとして、最新技術による画質と耐環境性能の向上を特徴としている。
レンズ構成は9群14枚(非球面EDレンズ1枚、HRレンズ2枚など含む)でM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROと同様。ズーム変動による収差発生を効果的に補正し、ズーム全域で画面周辺まで高い解像力を発揮するという。
また、最新の製造技術により非球面レンズ表面の散乱を抑制することで、従来モデルと比べてフレアの発生を大幅に低減。よりクリアで抜けの良い写りを実現したという。コーティングの配置も最適化し、逆光耐性を改善したとしている。AF駆動は、OM SYSTEM OM-1の約50コマ/秒(AF/AE追従)連写にも対応するという。
耐環境性能は、IP53等級の防塵防滴性能と、-10度の耐低温性能を有する。従来のIPX1よりはるかに厳しい防滴試験を実施したという。レンズ最前面には、メンテナンス性を高めるフッ素コーティングを施した。
最短撮影距離はズーム全域で20cm。最大撮影倍率は広角端で35mm判換算0.21倍、望遠端で0.6倍相当。フォーカスリングを手前に引くことで瞬時にMFへ移行できる「マニュアルフォーカスクラッチ機構」を継承している。
最大径×全長は69.9×84mm。重量は382g、フィルター径は62mm。いずれもM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROと同じ数値。