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FUJIFILM X-T5/X-T4/X-T3がアップデート…クリップオンフラッシュ撮影時の動作や、特定条件下での色調修正など

FUJIFILM X-T5

富士フイルム株式会社は1月22日(月)、ミラーレスカメラ「X-T5」「X-T4」「X-T3」の最新ファームウェアを公開した。

3機種共通の更新内容には、Xマウント交換レンズ「XF16-55mmF2.8 R LM WR」装着時の動作改善が含まれている。絞り制御のパラメーターを最適化したほか、ズーム操作中の露出追従性を向上した。なお、本機能を有効にするにはレンズ側のアップデートも必要となる。

X-T5は、クリップオンフラッシュを装着して撮影した際にフラッシュのLEDキャッチライトが点灯状態になる現象が修正された。「シャッター方式:ES電子シャッター」「ドライブ設定:CH高速連写またはCL定速連写」「LEDライト設定:キャッチライト」の3つの設定条件で発生していた現象だった。

加えて、クリップオンフラッシュ「EF-60」の装着時にES電子先幕シャッターで撮影した場合、シャッター速度との組み合わせによっては正しく同調しない現象の修正が含まれている。

X-T3は、特定の設定条件で撮影した場合、稀に画像の色調が異常になる現象を修正。対象となる設定条件は「シャッター方式:ES電子シャッター」「ドライブ設定:CH高速連写」「ォーカス設定:レリーズ優先、もしくはMF」「シャッタースピード:1/2.5, 1/5, 1/6」の4つ。

このほか3機種共通で、「その他軽微な不具合」を修正している。

本誌:宮本義朗