スリック、「ライトカーボンシリーズ」を8年ぶりにフルモデルチェンジ…“ダブルナット式”でカメラの固定が確実に

ライトカーボンE74 II

株式会社ケンコー・トキナーは、スリックのカーボン三脚「ライトカーボンシリーズ」2モデルを12月8日に発売した。ラインアップおよび希望小売価格（税込）は、3段モデルの「ライトカーボンE73 II」が4万7,300円、4段モデルの「ライトカーボンE74 II」が5万600円。

ライトカーボンシリーズは、スリックの“ベーシックカーボン三脚”に位置づけられるモデル。今回の製品は8年ぶりのモデルチェンジとなっており、雲台へのカメラ固定方式を従来のクイックシュー式から「ダブルナット式」に変更。カメラを、より確実にしっかりと雲台に固定できるという。

ライトカーボンE73 II

雲台には3Wayタイプの「SH-705雲台（専用雲台）」を装備。口径の大きなレンズや、三脚座付きのレンズにも干渉しにくい設計としている。

固定方式が「ダブルナット式」に変更。口径の大きなレンズも干渉しにくい形状

脚には、パイプ同士が空転しないARS（Anti Rotation System）パイプを使用。開脚角度はハイ・ミドル・ローの3段階で、ハライチロックシステムを採用している。

本体部のパーツも従来モデルから一新。エレベーターのつまみは大きく、操作しやすいデザインとした。そのほか水準器、3/8インチメスネジのアクセサリー取り付けポートを装備する。

センターポールの下端に雲台取り付け用のネジを装備。別売の雲台を装着することで、ローポジション撮影に対応する。

水準器（中央）、アクセサリー取り付けポート（右）を装備。エレベーターのつまみは大きくなった（左）

センターポールの下端に雲台取り付け用のネジを装備

主な仕様