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CIPA、AIに関し声明。AI技術活用の透明性確保、画像真正性保証の仕組みを検討

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は11月27日、「人工知能(AI)技術活用における信頼性の向上に向けて」という声明を発表した。

AI技術の利用には期待と同時にリスクが存在するため、世界の大半のデジタルカメラを製造する企業が参加するCIPAの責任として、AI技術に関する透明性確保や撮影画像の真正性を保証する技術的・制度的な仕組みに関して積極的に検討などを進めるという。

すでにデジタルカメラでは被写体認識や撮影シーン解析などでAI技術を利用しており、今後もデジタルカメラの可能性を更に広げていくものであるとする。また、既存の画像を学習・分析することで、実際には存在し得ないような新たな画像を本物の写真のような精細さで生成でき、社会における画像活用の可能性をさらに拡大することも期待されるとしている。

一方で、生成AI技術の進展により意図的に改ざんされた画像や動画が容易に生成でき、かつ実際の撮影画像との区別が一層困難になることで、撮影画像の信頼性確保に関する要求が高まっているとする。

本誌:鈴木誠