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アドビ、生成AI新モデル「Adobe Firefly Image 2 Model」の正式版を公開…画像出力精度が向上

左がAdobe Firefly Image 2 Modelで、右が初代モデルで生成(テキストプロンプト:嬉しそうに微笑んでいる黒いフラットコーテッドレトリバー)

アドビは11月16日、画像生成AI「Adobe Firefly Image 2 Model」の正式版を公開した。ベータ版(10月公開)よりテキストプロンプトからの出力精度が向上しているという。

初代モデルをベースに、より柔軟で高品質な画像の生成を可能とした画像生成AIの新モデル。初代モデルと同様に商用利用を可能としたほか、AIにより編集されたものであることを示すコンテンツクレデンシャルのタグ付け機能も搭載されている。Adobe Firefly Web版に実装する形で10月にベータ版を公開していた。

正式版では多言語におけるテキストプロンプトからの出力精度が向上。文化的なコンテクストをより高い精度で理解した上で、画像生成ができるようになったとしている。

Adobe Firefly Image 2 Modelはこのほか、任意の画像のスタイルを生成画像に適用できる「生成Match」機能、カメラの手動設定と同様の写真設定を適用・調整できる「写真設定」、プロンプトの改善点や言い換えの提案が受けられる「プロンプト候補」などの新機能がベータ版から盛り込まれている。

Adobe Firefly Image 2 Model
初代モデル
本誌:宮本義朗