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アジア競技大会でキヤノンの報道用カメラが利用率トップに

キヤノンは10月12日、中国の杭州で開催された「第19回アジア競技大会」での報道用カメラ利用率調査で、同社製カメラの使用率が1位になったと発表した。

調査対象は、大会組織委員会が人気Sクラスに指定する競技の決勝戦。その中でプロフォトグラファーによる同社製カメラ使用率が、約64%を記録したという(同社調べ)。

同社は、さまざまなスポーツ大会の舞台裏で、撮影機材のトラブルにより決定的瞬間を逃さないよう、プロフォトグラファーの業務を止めない「ゼロ・ダウンタイム」を提供すべく、機材メンテナンスや技術サポートを通じて報道現場を支えてきたという。今回の第19回アジア競技大会でもメインメディアセンター内のカメラサービスブースと、杭州クイックリペアセンターでスピーディーなメンテナンスや修理を実施していた。

同大会にて、同社のカメラサービスブースを利用した新華社通信社ディレクターフォトグラファーのラン・ホン・ゴン氏は「キヤノンプロフェッショナルサービスによる機材のメンテナンスや技術的なサポートは、弊社のさまざまな報道業務を成し遂げるうえでとても有益でした。また、専門的で行き届いたサービスは、報道関係者にとって安心感を得られるものであり、私たちは大会の報道に集中することができました。今後も、キヤノンとより緊密に連携することを希望しています」とコメントしている。

同社はこれからも、プロフォトグラファーから信頼されるサービス、サポートに加えて、多くの人に親しまれる魅力的な製品を提供し、写真・映像文化の発展に貢献していくとしている。

EOS R3
本誌:佐藤拓