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APS-C/マイクロフォーサーズ用の大口径中望遠レンズ「KamLan KL 70mm F1.1」

株式会社サイトロンジャパンは、Machang Opticalの交換レンズ「KamLan KL 70mm F1.1」を5月26日に発売する。価格はオープン。予想価格は税込4万4,000円。

対応マウントとして、キヤノンEF-M用、ソニーE用、富士フイルムX用、マイクロフォーサーズ用の4種類をラインナップする。

APS-Cセンサーおよびマイクロフォーサーズ向けに設計された大口径マニュアルフォーカス単焦点レンズ。35mm判換算時の焦点距離が105mm/112mm/140mm相当であるため、ポートレートをはじめさまざまな用途で利用できるという。

また、F1.1の絞り開放時には、柔らかく豊富な諧調と美しいボケ味による優しい描写が得られ、絞りを2、3段絞るとコントラストやシャープネスも向上。一本のレンズでさまざまな表現が楽しめると説明する。

加えて、F1.1という極めて明るいレンズであることから、夜間のスナップなど、暗所での撮影に威力を発揮するとしている。

鏡筒は金属製。トルク感のあるピントリングを採用したほか、絞りリングはクリックレスとなっており、動画撮影にも活用できる。

金属製のフードを付属する。

主な仕様

  • 焦点距離:70mm
  • 絞り:F1.1~F11
  • フォーマット:APS-C
  • レンズ構成:7群9枚
  • 最短撮影距離:0.8m
  • フォーカス:マニュアルフォーカス(MF)
  • フィルター径:77mm
  • マウント:キヤノンEF-M、ソニーE、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ
  • 外形寸法:φ80×96mm(マウントによって異なる)
  • 質量:776g(マウントによって異なる)
飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。