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富士フイルム、Xシリーズ3機種に最新ファームウェア。特定条件でフリーズする現象を修正

FUJIFILM X-T5

富士フイルムは4月25日、Xシリーズミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T5」「FUJIFILM X-T4」「FUJIFILM X-T3」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は、X-T5がVer.1.04、X-T4がVer.1.72、X-T3がVer.4.52。

更新内容は以下のとおり。

FUJIFILM X-T5(Ver.1.04)

「TTL発光」や「顔検出にて複数人の顔認識」「-2段前後の露出補正」を行った際に、フラッシュ撮影にてフリーズが発生する現象の修正。ほか、コンティニュアスAFのときシャッターボタンを半押しした際に、被写体の明るさによってEVFスルー画表示の露出が大きく変わる現象の修正に加えて、その他軽微の不具合修正が含まれる。

FUJIFILM X-T4(Ver.1.72)、FUJIFILM X-T3(Ver.4.52)

特定のレンズで動画撮影中に、マニュアルフォーカスリングを操作してもピント調整が行えない現象の修正。該当レンズは以下のとおり。

  • FUJINON LENS XF14mm F2.8 R
  • FUJINON LENS XF16mm F1.4 R WR
  • FUJINON LENS XF23mm F1.4 R

またX-T3に限り、スマートフォン用アプリ(FUJIFILM Camera Remote)とのWi-Fi接続によるライブビュー撮影を行った際、撮影画面でAFエリアを変更した時にカメラがブラックアウトしてフリーズする現象の修正が含まれている。

本誌:佐藤拓