創設25年のカメラ情報サイト「DPReview」が4月に閉鎖。親会社Amazonの決定で

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デジタルカメラの情報を発信するWebサイト「DPReview」（DPReview.com）が、4月10日をもって更新を終了すると発表した。親会社であるAmazonの事業計画によるものだという。

DPReview（Digital Photography Review）は1998年12月に創設。デジタル写真に関連するニュースや機材レビューなどを発信し、意見交換用のフォーラムも有する。近年はYouTubeチャンネル「DPReview TV」での動画配信も活発だったが、こちらも終了するとしている。

4月10日の更新終了後、サイトは閲覧専用の状態で“一定期間”公開されるという。サイト閉鎖の予告には、「我々スタッフの全員は、DPReviewで働く前から読者でありファンだった。このサイトの周りに生まれたコミュニティに感謝している」とのコメントも掲載されている。

DPReviewは日本のイベント「CP+」でも現地レポートを実施しており、いつも会期2日目からは閑散としているCP+のプレスルームにおいても、コンテンツを発信し続ける姿が印象に残る。今年2月に行われた「CP+2023」に関しても、会場レポートやメーカーインタビューの記事が掲載されている。

当サイトとDPReviewに直接の交流はなかったが、日本で取材を受けたカメラメーカーの広報担当者を通じて「DCWatch（デジカメ Watchのこと）によろしく」といったメッセージをもらうなど、カメラ専門のWeb媒体同士、縁浅からぬ仲と感じていた。