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よしみカメラの“忍者レフ”にスマホ専用モデルが登場。Makuakeで先行販売中

株式会社よしみカメラは12月17日、クラウドファンディングサイトMakuakeにて、スマートフォン用レフ板「忍者レフスマート」の先行販売を開始した。一般販売予定価格が税込4,400円のところ、15%OFFの税込4,040円より用意している。製品は2023年1月下旬から順次発送する。

プロジェクトの終了日は2023年1月16日18時。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了までに支払いを済ませることで応援購入が成立する「All in型」となっている。なお、本稿執筆時点で目標金額の10万円は達成している。

夜景撮影時や、水族館、飛行機内といったシーンで、窓ガラスの映り込みを解消できるレフ板。同社によると、忍者レフはシリーズ累計3万個以上の売り上げ実績がある“看板商品”だが、多くのユーザーから「スマホ版の忍者レフを作ってほしい」という要望を受けて、このほど本製品の制作に至ったと説明している。なお、シリーズ最初の忍者レフ(直径50cmのモデル)は宇宙ステーション「きぼう」でも使用されたという。

iPhone 14proMAXに装着した様子
表面が「黒」、裏面が「銀」

スマートフォンを固定するクリップ部の開く幅は約25mm。レンズの位置がスマートフォン本体端にある機種の場合は、厚さ約25mmまでのスマートフォンに対応。しかし、レンズ中心の位置が端から35mm付近にある機種の場合、厚さ20mmを超えるスマートフォンには使用できないとしている。

クリップの開口部は直径44mmとなっており、ほとんどのスマートフォンに対応可能としている。なお、2~4眼レンズを備える機種の場合、ズーム時にクリップの位置を調整する必要がある。

クリップはレフ板からの取り外しに対応。クリップ単体でもフィルターアダプターとして使用できる。対応径は58mm(レフ板を外した場合は52mm)。

クリップ単体で、フィルターアダプターとして使用可能

レフ板の大きさは、使用時で約28×28×2.5cm、収納時で約12×12×2.8cm。

忍者レフシリーズは、直径50cmの通常モデル、直径35cmのミニモデル、55×40cmのボーイング787モデルを展開。スマートフォン専用とした本製品は、筐体のサイズやカメラの画角を考慮して試作を重ねた結果、28cmが一番適した大きさであるという結論に至ったいう。

本誌:宮本義朗