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PENTAX K-3 Mark III/K-1/K-1 Mark IIの最新版が公開。特定レンズ使用のカスタムイメージに第二弾「九秋(KYUSHU)」が登場

リコーイメージングは10月18日、一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III」「PENTAX K-1 Mark II」「J limited 01」「PENTAX K-1」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はK-3 Mark IIIがバージョン1.60、他3モデルがバージョン2.00。

共通の更新内容として、特定のレンズとの組み合わせで使用できるカスタムイメージ「Special Edition」に、「九秋(KYUSHU)」が追加された。対応レンズは以下の4本。

・HD PENTAX-DA 21mmF3.2 AL Limited
・HD PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited
・HD PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited
・HD PENTAX FA 43mmF1.9 Limited

九秋(KYUSHU)の画作りについて同社は、「色彩豊かな秋の風景や情景、秋の儚さを表現できるような、少し特徴的な色彩表現を目指した」と説明。対応レンズの設定については、小型軽量で持ち歩きしやすい、薄型の単焦点レンズを選んだとしている。

「九秋(KYUSHU)」で撮影(サンプル画像。リコーイメージング提供)
「鮮やか」で撮影

カスタムイメージ「Special Edition」は、「春夏秋冬」をテーマに、同社が“それぞれの季節で使っていただきたい”というカスタムイメージ。6月には第一弾として「夏天(KATEN)」が公開されていた。九秋(KYUSHU)は第二弾となる。

今後、「HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited」「HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited」で使える冬のカスタムイメージと、「HD PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited」と「HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR」で使える春のカスタムイメージを展開予定。

なお、このほかの更新内容として、K-3 Mark III(バージョン1.60)は、モードダイヤルを「U1」「U2」「U3」「U4」「U5」に変更した際に、USERモード設定で登録した名称を背面モニターにガイド表示するよう改善したほか、全体的な動作の安定性を向上。

K-1 Mark II/J limited 01/PENTAX K-1(バージョン2.00)には、有償による限定機能「Grad ND撮影」が追加されたほか、全体的な動作の安定性向上が含まれている。

本誌:宮本義朗