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Irix、フルサイズ対応大口径MFレンズ「Dragonfly」に広角21mm/30mmの2モデル
シネ用鏡胴採用モデルも
2022年10月19日 15:00
株式会社ケンコープロフェショナルイメージングは、交換レンズ「Irix」シリーズの新製品として、「Dragonfly 21mm F1.4」「Dragonfly 30mm F1.4」「cine 21mm T1.5」「cine 30mm T1.5」の受注を10月14日に開始した。
Irixは、スイス、ポーランド、韓国の3カ国に拠点を置くレンズメーカー。設計、マーケティング、製造をそれぞれの国が担い、レンズを開発・販売している。
「Dragnfly 21mm F1.4」・「Dragnfly 30mm F1.4」
いずれも35mmフルサイズ対応の大口径レンズ。対応マウントはキヤノンEF、ニコンF、ペンタックスK用を用意する。希望小売価格(税込)は21mm F1.4が14万800円、30mm F1.4が15万1,800円。
フォーカシングはマニュアル。140度の回転角を持つフォーカスリングにより、正確な焦点調節が可能としている。ピント位置を固定できるロック機構も備えている。また、電子接点を備えており、絞り制御はカメラ側から行う。
ホコリなどの進入を防ぐシールド構造を採用している。
Dragonfly 21mm F1.4
対応フォーマット:35mmフルサイズ
焦点距離:21mm
絞り値:F1.4-F16
最短撮影距離:0.3m
焦点方式:ロック機能付きマニュアルフォーカス
画角:89.7度(対角)
絞り羽根枚数:11枚
レンズ構成:11群15枚
フィルター径:-
対応マウント:キヤノンEF、ニコンF、ペンタックスK
サイズ:95×101mm(キヤノンEFマウント)
重量:830g(キヤノンEFマウント)
希望小売価格:税込14万800円
「cine 21mm T1.5」・「cine 30mm T1.5」
それぞれ「Dragnfly 21mm F1.4」と「Dragnfly 30mm F1.4」と同じ焦点距離のレンズをベースとして、シネ用鏡胴としたモデル。対応マウントは、キヤノンEF、キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、マイクロフォーサーズ、ライカL、PLを用意。希望小売価格(税込)は21mm T1.5が20万6,800円、30mm T1.5が22万5,500円。
フォーカスと絞りリングには、0.8ピッチのギアリングを装備。湾曲収差を少なく抑え、シネ用レンズとしてはコンパクトなのが特徴。
フォーカシングはマニュアル。インナーフォーカスを採用している。レンズサポートフットが付属する。
距離表示が「m」と「ft」の2タイプをラインナップしている。
cine 21mm T1.5
対応フォーマット:35mmフルサイズ
焦点距離:21mm
絞り値:T1.5-T16
最短撮影距離:0.3m
焦点方式:マニュアルフォーカス
画角:79.4度(水平)
絞り羽根枚数:11枚
レンズ構成:11群15枚
フロントフィルター径:-
対応マウント:キヤノンEF、キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、マイクロフォーサーズ、ライカLマウント、PL
サイズ:95×124mm(キヤノンRFマウント)
重量:1,211g(キヤノンRFマウント)
希望小売価格(m/ft表示):税込20万6,800円(PLマウントのみ税込21万7,800円)