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Irix、35mmフルサイズ対応シネレンズの対応マウントを拡大
キヤノンRF/ニコンZ/ライカL用 全4モデルで
2020年10月26日 15:09
株式会社ケンコープロフェショナルイメージングは10月16日、Irix(ア
イリックス)の動画撮影向けCINEレンズ4モデルにキヤノンRF、ニコンZ、ライカLマウントを追加して発売した。いずれも受注生産としている。
対象レンズは「11mmT4.3」「15mmT2.6」「45mmT1.5」「150mmT3.0 マクロ」の4モデル。同レンズは2020年8月にキヤノンEF、マイクロフォーサーズ、PL、ソニーEマウント用を既に発売済み。このほど追加した分と合わせて、計7マウントのラインアップとなる(いずれもm仕様とft仕様を用意)。
いずれのレンズも35mm判のイメージサークル(対角43.3mm)をカバーしており、8Kの映像制作にも対応。また、レンズフードやアクセサリーなどをマグネット式で着脱できるマグネット式マウントシステム(MMS)を採用しており、今後開発予定の各種アクセサリーに対応するという。このほか、ハウジングが完全密閉構造としており、ラバーシールによって雨水やほこりの侵入を防ぐとしている。
11mmT4.3
驚異的かつダイナミックな遠近感を映像で表現できるという超広角レンズ。フォーカスリング、フォローフォーカスシステムのどちらを利用しても、人間工学に即した操作感覚を味わうことができるとしている。
いずれのマウント・仕様も販売価格は税別18万8,000円。
15mmT2.6
86mm径のフロントフィルターの取り付けが可能なレンズ。鮮やかな色、シャープな画像を再現し、ディストーションやブリージングを最低限に抑えているという。
いずれのマウント・仕様も販売価格は税別17万6,000円。
45mmT1.5
人間の視野感覚に最も近い描写が得られるというレンズ。現代的なレンズ構成と9枚の円形絞り羽根の組み合わせによって、8K に対応する超解像度映像が得られるほか、ボケた部分でも美しいグラデーションのボケ味が自然に描写されるとしている。
いずれのマウント・仕様も販売価格は税別18万8,000円。