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PFU「ScanSnap Home」ソフトに新機能。写真プリントの日付をExifデータに

株式会社PFUは8月31日、ドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズ専用のソフトウェア「ScanSnap Home」の最新版を公開した。バージョン番号は2.7.0。

新バージョンでは、写真をスキャンしてJPEGファイルにした際、写真にプリントされている日付を自動で認識し、Exif情報の撮影日時に設定する機能を追加。日付の入っていない写真の場合は、手入力した日付の保存にも対応する。

また、イベント事の写真をまとめてスキャンする際に便利な一括指定にも対応。大量の写真をスキャンした場合に、「簡単・手間なく、日付・時期ごとの分類整理が行えます」としている。

更新内容は以下のとおり(引用)。

ScanSnap Home(Windows)2.6.1→2.7.0の変更点

機能追加

・写真をスキャンしてJpegファイルにした場合、写真にプリントされている日付または手入力した日付を、Exif情報の撮影日時に設定する機能を追加しました。

機能改善

・ScanSnap Cloud上の検索可能なPDFにする機能において、1か月でテキスト認識できるページ数の上限を撤廃しました。

・タイトルやファイル名につける日付の書式を追加しました。

・ファイル名に連番をつける設定ができるようにしました。

不具合修正

・「原稿種別」を「写真」でスキャンするプロファイルにおいて、「スキャンモード」を「e-文書モード」に設定しスキャンした場合に、「自動補正」、「赤目補正」、および「退色補正」の設定が有効となる不具合を修正しました。

・その他の軽微な不具合を修正しました。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。