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TTArtisan、約3.5cm厚のフルサイズ標準レンズ「50mm F2」海外発表

Mマウント用の高性能レンズ「APO-M 35mm F2 ASPH.」も

銘匠光学は、35mmフルサイズ対応の交換レンズ「TTArtisan 50mm f/2」およびライカMマウント用の「TTArtisan APO-M 35mm f/2 ASPH.」を海外で発表した。いずれも日本国内では、焦点工房が8月上旬に発売予定としている。

TTArtisan 50mm f/2

35mmフルサイズに対応するMF単焦点レンズ。ソニーE、富士フイルムX、キヤノンRF、キヤノンEF-M、ニコンZ、マイクロフォーサーズ、Lマウント用の7種類を用意する。日本国内での販売価格は1万3,000円前後の見込み。

約3.5cmというレンズ全長の短さと、約200gの軽量さを特徴とする標準レンズ。鏡筒は金属製で、クリック付きの絞りリングを備える。

レンズ構成は5群6枚。最短撮影距離は0.5m。絞り羽根は10枚。フィルター径は43mm。

TTArtisan APO-M 35mm f/2 ASPH.

ライカMマウント用の交換レンズ。レンジファインダーカメラで二重像合致式のMF撮影が可能としている。日本国内での販売価格は8万5,000円前後の見込み。

レンズ構成は9群12枚(ED3枚、非球面1枚を含む)。APOの名を冠するとおり、色収差がよく抑えられ、パープルフリンジの発生もわずかだという。

最短撮影距離は0.7m。フィルター径は52mm。絞り羽根は10枚。重量は約510g。

本誌:鈴木誠