ニコン「Z 9」「Z 7II」「Z 6II」の最新ファームウェアが公開。関連ソフトウェアも更新

ニコンは4月20日、ミラーレスカメラ「Z 9」「Z 7II」「Z 6II」および関連ソフトウェアの最新版を公開した。対象カメラとバージョン番号は次の通り。

・Z 9（Ver. 2.00）
・Z 7II（Ver. 1.40）
・Z 6II（Ver. 1.40）

Z 9は、静止画および動画撮影機能、表示・再生機能、操作関連にわたって多数のアップデートが行われ、補足説明書も公開されている。特徴的な新機能としては、ハイスピードフレームキャプチャ撮影時に限り、シャッターボタンの全押しから最大1秒間を遡って記録できる「プリキャプチャ機能」がある。

Z 7II/Z 6IIは、静止画撮影時にオートエリアAFを利用した際の背景抜けが抑えられる点や、「リモコンML-L7」を使ったリモート撮影がアップデートの特徴として予告されていた。他にも新レンズ「NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S」への対応などが含まれている。

関連ソフトウェアの5本はいずれも、Z 9 Ver.2.00への対応を含んでいる。そのほかの詳しいアップデート内容はダウンロードページを参照されたい。

・Camera Control Pro 2（Ver. 2.34.2）
・NX Tether（Ver. 1.0.1）
・NX Studio（Ver. 1.2.0）
・Picture Control Utility 2（Ver. 2.4.11）
・Webcam Utility（Win / Ver. 1.1.1）