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コシナ、アポクロマート設計の中望遠レンズ「APO-SKOPAR 90mm F2.8 VM」。9.9万円

逆付け可能なバヨネットフード付き

シルバー

株式会社コシナは、フォクトレンダーの交換レンズ「APO-SKOPAR 90mm F2.8 VM」を11月に発売する。希望小売価格は税込9万9,000円。シルバーとブラックの2色を用意する。

ブラック

35mmフルサイズMマウント機のイメージセンサーに最適化したというMF中望遠レンズ。ライカMマウント互換のVMマウントを採用している。7群7枚構成のうち5枚に異常部分分散ガラスを使用し、軸上色収差を限りなく抑えたアポクロマート設計とした。全体繰り出しの採用により、高性能を実現しつつ全長60mmとコンパクトな鏡筒になっている点も特徴。

付属のレンズフードはバヨネット式。逆向きにも取り付け可能。フード内面に張られた反射防止用の植毛紙により、収納時にレンズ鏡筒が傷付くことも防止しているという。鏡筒素材はアルマイト仕上げのアルミ(ブラック、シルバーともに)。

最短撮影距離および距離計連動範囲は0.9m。絞り羽根は10枚(開放、F4、F22で円形)。最小絞りはF22。

最大径×全長は53×60.0mm。重量は250g。フィルター径は39mm。

付属のバヨネット式レンズフード

実機の外観写真

ライカM10にAPO-SKOPAR 90mm F2.8 VMのブラックを装着。

絞りリングは1/2段刻み
バヨネットフードが付属する。
フードを装着したところ
共通の光学設計を採用するニコンFマウント用(左)もラインナップ
本誌:鈴木誠