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ニコンのEVF技術を取り入れたデジタル天体望遠鏡、ニコンダイレクトで発売。約53万円

ユニステラ社の「eVscope 2」

デジタル天体望遠鏡「eVscope 2」(左)、アイピース部分(右)

株式会社ニコンイメージングジャパンは、同社オンラインショップ「ニコンダイレクト」にて、フランスUnistellar SAS(ユニステラ社)のデジタル天体望遠鏡「eVscope 2」を11月に発売する。販売価格は税込52万9,800円。

スマートデバイス上の専用アプリと連動し、自動でターゲットの天体をとらえられるという天体望遠鏡。ユニステラ社独自の技術で、光を蓄積させ、上空が明るくても銀河、星雲、彗星などの天体を色鮮やかに観察できるという。同製品のアイピースにはニコンの映像事業で培った電子ビューファインダー(EVF)技術が採用され、鮮明でクリアな視界を実現したとしている。

ニコンは7月に、デジタル天体望遠鏡に関する共同開発基本契約をユニステラ社と締結。eVscope 2は、両社の技術やノウハウなどを組み合わせた第一弾だという。

本誌:鈴木誠