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タムロン、富士フイルムX用の16.6倍ズームレンズ「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」を10月28日発売。9.6万円

株式会社タムロンは、「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」(Model B061)の富士フイルムXマウント用を10月28日に発売する。希望小売価格は税込9万6,800円。

同社初となる富士フイルムXマウント用の交換レンズ。APS-Cミラーレス用の高倍率ズームとして初となるズーム比16.6倍が特徴。9月24日に発売済みのソニーEマウント用と異なるのはレンズの全長のみ(X用:125.8mm、E用:125.6mm)で、光学系や利用できる機能は共通。

得られる画角は35mm判換算27-450mm相当。AF駆動には静粛性・俊敏性に優れ、動画撮影にも活用できるというリニアモーターフォーカス機構VXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)を採用している。手ブレ補正機構を内蔵し、動画撮影時はAI技術を活用した補正効果も得られるという(焦点距離70mm以下時)。

レンズ構成は15群19枚(複合非球面3枚、異常低分散4枚を含む)。ズーム全域で画面全体にわたり高い解像性能を維持し、APS-Cミラーレス用の高倍率ズームとしてクラストップレベルの高画質を実現しているという。

鏡筒は簡易防塵防滴構造。レンズ前面には防汚コートを施した。

最短撮影距離は広角端で0.15m、望遠端で0.99m。フィルター径は67mm。絞り羽根は7枚(開放から2段は円形絞り)。最小絞りはF22。

最大径×全長は75.5×125.8mm。重量は620g。花型フードが付属する。

本誌:鈴木誠