ニュース

今年の紅葉の見頃時期は、ほぼ“平年並み”

日本気象株式会社「2021年紅葉・黄葉見頃予想」(第1回)より

紅葉(モミジ)見頃予想マップ(2021年・第1回)。日本気象株式会社Webサイトより。以下同

日本気象株式会社は、「2021年第1回紅葉・黄葉見頃予想」を9月2日に発表した。紅葉(モミジ)と黄葉(イチョウ)に関し、過去の研究を元に開発した同社独自の予測式を用いて、地域ごとの見頃時期を案内している。

北日本では紅葉時期が「平年並み」、黄葉時期が「平年並みか平年より遅い」。東日本では紅葉・黄葉ともに「平年並みか平年より遅い」。西日本では紅葉・黄葉ともに「平年並み」と予想されている。

黄葉(イチョウ)見頃予想マップ(2021年・第1回)。日本気象株式会社Webサイトより

紅葉は気温が低いと色づく時期が早まり、逆に気温が高いと時期が遅れる傾向にあるため、標高の高いところほど見頃の時期は早くなるとしている。同社では「お天気ナビゲータ 紅葉ナビ」を通じ、全国約700カ所の紅葉スポットの見頃予想と、約2,000の山について高度ごとの紅葉見頃予想も提供している。

なお同社では、この予報について9月から11月まで月1回の発表を実施予定。次回発表は10月上旬を予定している。

本誌:鈴木誠