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仕組みを学べる天体望遠鏡キット「MAKSY GO 60」。1.7万円

スマホアダプター付属 “11月19日に起こる部分月食の観測にも”

セット内容

株式会社サイトロンジャパンは、ACUTER OPTICSとのコラボレーションによるポータブル天体望遠鏡キット「MAKSY GO 60」を8月23日に発売する。カラーはレッドとブルーをラインアップしている。価格はオープン。店頭予想価格は1万7,000円(税込)。

鏡筒部が開閉式のカバーとなっており、内部をのぞいて望遠鏡の仕組みを学ぶことができる天体望遠鏡キット。学習向けのほか、本格的な光学系の採用により月面のクレーターや土星の環なども観測可能としており、大人用の入門機としても十分な性能を備えているという。また、2021年11月19日に起こる部分月食の観測にも最適としている。スマートフォンアダプターおよび、倍率37.5倍と75倍に対応するアイピースが付属している(市販のアイピースも使用可)。

MAKSY GO 60(ブルー)
カバーを開けた様子

新たに開発したという正立ファインダーの採用により、観測対象を簡単に視野に入れることができるという。また、明るい時間帯での使用にも対応しており、動物や草木の観察など幅広い用途に活用できるとしている。

架台はドブソニアン式を採用。なお、同社はMAKSYシリーズの製品として、ミニ三脚を備えた学習用天体望遠鏡キット「MAKSY60」と「NEWTONY」の2製品を2020年6月に発売済み。

製品の主な仕様は以下のとおり。

主な仕様(MAKSY GO 60)

光学系:マクストフ・カセグレン式望遠鏡
倍率:37.5倍、75倍
主鏡直径:60mm
焦点距離:750mm
アイピース焦点距離:10mm、20mm
付属品:アイピース(10mm、20mm)、正立天頂プリズム、6×21ファインダー、ゴムバンド、スマートフォンアダプター
質量(鏡筒+架台):約1.3Kg(ファインダーを含む、接眼アクセサリー含む)

本誌:宮本義朗