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川崎市市民ミュージアムが“写真作品発表マニュアル”など、作品づくりと応募までのイロハを学べるセミナーを本日から配信

川崎市市民ミュージアムは、撮影とフォトコンテストにフォーカスを当てたセミナーおよび対談を同館公式Webサイト上で7月30日より2回にわけて順次配信する。

同館で11月26日〜12月11日にかけて開催される公募展「第55回 かわさき市美術展」に連動して開催されるオンラインセミナー・対談。

配信内容は、1本目が「写真作品発表マニュアル」と題して、写真作品の制作と発表時に役立つ知識を解説するセミナー。撮影マナーや公募展に応募する際の留意点なども語られる予定だという。講師は写真家の棚井文雄氏が担当。7月30日~12月25日にかけて配信される。

2本目の内容は、『フォトコン』編集長の藤森邦晃氏と1本目の講師をつとめる棚井氏による対談で、タイトルは「雑誌編集長×写真家『コンテストの魅力』」。9月1日〜12月25日にかけて配信される。対談ではフォトコンテストの魅力が語られる予定。

ミュージアムによれば、1本目のセミナーはSNS等に写真を投稿する際の参考にもしてもらえる内容だとしている。ひろく作品を発表する際の注意点が学べる内容となりそうだ。

かわさき市美術展は川崎市民のほか、同市内に在住・在勤・在学している人を含め、作品の制作活動をしている人が対象となる公募展。部門は写真のほか、平面、彫刻・立体造形、工芸、書、中高生の各部が設けられている。9月1日より応募の受付が開始され、11月26日より入選作品展が開催される予定。

本誌:宮澤孝周