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キヤノン、連結業績予想を上方修正。在宅需要でプリンター伸長、カメラも好調

フルサイズミラーレスカメラのひとつ「EOS R5」

キヤノン株式会社は7月19日、2021年12月期の連結業績予想を上方修正した。在宅勤務と在宅学習の需要が続くインクジェットプリンターの販売が順調に伸びたほか、行動が制限される中でもフルサイズミラーレスカメラや交換レンズが販売好調としている。

修正後の業績予想は、売上高が3兆6,000億円、営業利益が2,830億円、純利益2,980億円。4月26日の発表から売上高が1,000億円、営業利益が850億円、純利益が870億円増加する見込み。また、1株あたりの純利益を133.89円から192.23円に修正した。

同社では、下期も良好な市場環境が継続し、加えてコロナワクチンの普及によりオフィス出勤者数の戻りも期待できることから、オフィス市場のプリント需要の回復も見込む。

本誌:鈴木誠