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新会社で初のカメラ新機種「OLYMPUS PEN E-P7」6月25日発売

OMデジタルソリューションズ株式会社は、ミラーレスカメラ「OLYMPUS PEN E-P7」を6月25日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格はボディ単体が9万4,000円前後、14-42mm EZレンズキットが10万8,000円前後(いずれも税込)。ボディカラーはシルバーとホワイトの2色を選べる。

シルバー
ホワイト

マイクロフォーサーズシステム規格のミラーレスカメラ。PENシリーズとしては2019年発売の「OLYMPUS PEN E-PL10」、E-Pシリーズの型番としては2013年の「OLYMPUS PEN E-P5」以来となる新機種。オリンパスの映像事業がOMデジタルソリューションズに移ってから初めて投入されるカメラ新機種となる。

有効約2,030万画素のLive MOSセンサーや画像処理エンジン「TruePic VIII」をOM-D E-M10 Mark IVから継承しつつ、デジタルのOLYMPUS PEN-Fで特徴的だった“ボディ前面の専用操作部+プロファイルコントロール機能”を搭載。色味やモノクロ粒状感のコントロールを積極的に楽しめるようにしている。

カラープロファイルコントロールの設定画面

なお、PEN-Fではフィルムカメラにおける低速側のシャッターダイヤルをモチーフにしたようなダイヤル式の操作部だったが、E-P7ではセルフタイマーレバーを想起させるようなレバー式スイッチを採用した。

外観デザインは、最新のE-PLシリーズのようなシンプルなスタイリングを基本としながら、銀塩一眼レフのペンFのようにレンズをまたいで左右の張り革に段が設けられていたり、AF補助光のランプ部分に縁取りがなされるなど、昔ながらの雰囲気を感じさせる要素が各部に見られる。また、ボディ上面のダイヤルには削り出しのアルミ素材を採用。ポップアップ式の内蔵ストロボも備えている。

ボディ内手ブレ補正の効果は、5軸・最大4.5段分。OM-Dシリーズで定評があるという「顔優先/瞳優先AF」も搭載している。背面モニターはチルト式。

バッテリーは「BLS-50」を採用。本体側面のMicro-B端子を用いたUSB充電に対応している。連携するスマートフォンアプリは引き続き「OI.Share」となっている。

別売アクセサリーとして、専用の本革ボディージャケット「CS-54B」(6月25日発売。税込6,188円)を用意。別途発売済みの本革ショルダーストラップ「CSS-S109LLII」や本革レンズジャケット「LC-60.5GL」との組み合わせを想定している。

別売の本革ボディージャケット「CS-54B」装着例
ショルダーストラップ、レンズジャケットとの組み合わせ例

外形寸法は118.3×68.5×38.1mm。重量は本体のみで約337g(付属バッテリーとメディア含む)、キットの標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」と組み合わせて430g。

シルバー
ホワイト
本誌:鈴木誠