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35mm判16-50mm相当の3.1倍ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO」。17.6万円
2021年6月9日 15:11
OMデジタルソリューションズ株式会社は、マイクロフォーサーズ交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO」を6月25日に発売する。希望小売価格は税込17万6,000円。
超広角の16mm相当から、標準域の50mm相当までをカバーする3.1倍ズームレンズ。M.ZUIKO PROレンズとして初めて沈胴機構を採用し、全長を抑えた。ロック解除スイッチを取り除いたことでスムーズに撮影態勢に移れるとしている。
オリンパスレンズには、より大口径の「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」や、より小型の「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」があるが、ズーム域の広さとPROレンズとしての仕様(高解像、防塵防滴・耐低温)を併せ持つ点が特徴になっている。
フォーカスリングには、リングそのものを手前に引くことで、距離指標と連動したMF撮影を行える「マニュアルフォーカスクラッチ機構」を搭載している。
レンズ構成は10群16枚。スーパーEDレンズなどの採用で諸収差を抑え、PROシリーズレンズならではの描写を実現したという。逆光撮影時のゴーストやフレアを抑えるZEROコーティング、前玉のメンテナンス性に配慮したフッ素コーティングも施した。
最短撮影距離はズーム全域で0.23m。カメラ側のファームウェアアップデートにより「深度合成」機能にも対応するという。レンズ前面に72mmのフィルターを装着可能。
最大径×全長は77×88.5mm。重量は411g。