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SIGMA fpがメジャーアップデート。ファームウェアVer3.00提供開始

新カラーモード追加、EVF-11への対応など

株式会社シグマは6月3日、ミラーレスカメラ「SIGMA fp」の最新ファームウェア(Ver3.00)を公開した。

新しいカラーモード「パウダーブルー」「デュオトーン」の追加や、「ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11」への対応を含むメジャーアップデートとしている。外付けEVF使用時にも背面モニターで画像再生やメニュー操作が行える機能のほか、AF機能やJPEG画質の向上も含んでいる。

更新内容は以下の通り(引用)。

更新内容

・新しいカラーモード「パウダーブルー」「デュオトーン」を追加致しました。

・カメラの設定をQRコード画像として保存したり、読み込める「設定の保存/読込」機能を搭載しました。

・電子ビューファインダー「SIGMA ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11」に対応しました。

・SIGMA ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11使用時にモニター切替レバーが[EVF]のままでも、再生ボタン、MENUボタン、QSボタン等の操作時は、カメラの液晶モニターで画像の再生やメニューの操作が行える「LCDへの自動切替」機能を搭載しました。

・後ダイヤルの方向ボタンで直接フォーカスフレームを移動できる「ダイレクトフォーカスフレーム移動」機能を搭載しました。

・AELボタン、方向ボタン、トーンコントロールボタン、カラーモードボタン、撮影モードボタンに、露出補正や絞りプレビューなどの任意の機能を割り当てることができる、「カスタムボタン」機能を搭載しました。

・ディスプレイモード設定に、撮影中やカメラを操作していない時に液晶モニターを消灯する「LCDオフモード」を追加しました。

・液晶モニターの画面を静止画ファイルとして保存できる「スクリーンショット」機能を搭載しました。

・AF撮影やMF撮影時の拡大表示中でもフォーカスフレームの移動が可能になりました。

・映像記録のフレームレートに、「24fps」、「48fps」(解像度FHDのみ選択可)を追加致しました。

・ディレクターズビューファインダー機能で選択できるモデルにRED社の「KOMODO 6K」を追加致しました。

・任意のアスペクト比、もしくは撮像素子上の絶対寸法を入力できる「カスタムフレーム」をフレームガイド機能に追加致しました。

・「ホワイトバランス」の「色温度設定」の設定値による調整を50Kステップで行えるように仕様変更しました。

・AFの精度、動作安定性、追従性の向上を図りました。

・フリッカー抑制機能の強化を図りました。

・JPEG画像の画質の向上を図りました。

・その他、各種改善を図りました。

※SIGMA fp Lに搭載の「ローパスフィルター」、「USB給電」、「像面位相差AF」、「クロップズーム」機能については、カメラのハードウェアに依存する為、ファームウェアをアップデートしても対応致しません。

本誌:宮本義朗