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「フォーサーズの日」記念ライブ配信で、今後の新製品登場に言及
OMデジタルソリューションズ/パナソニック担当者がコメント
2021年4月3日 04:03
4月3日の「フォーサーズの日」を記念して、4月2日18時からYouTubeのOLYMPUS LIVEチャンネルで「マイクロフォーサーズの魅力と未来」がライブ配信された。以下に概要を紹介するが、詳しくはYouTubeでアーカイブ映像をご覧いただきたい。
この配信では、フォーサーズシステムから愛用していたという赤城耕一さんを聞き手に、パナソニックの津村敏行さん、OMデジタルソリューションズの城田英二さんが、2008年のパナソニック「LUMIX G1」(初のミラーレスカメラとしても知られている)に始まるマイクロフォーサーズの歴史を振り返った。
後半では、"写真家 赤城耕一が切り込む!"のタイトル通り、赤城さんがマイクロフォーサーズユーザーとしての目線で、2社の担当者に要望や疑問を投げかけていった。
パナソニックに対する「(フルサイズにも参入したが)マイクロフォーサーズを続けていくのか?」という質問に対しては、「実は今も(マイクロフォーサーズについて)いろいろやってます」「カメラ、レンズおよび、いろいろ考えております」と回答。
続けて、オリンパスカメラを受け継ぐOMデジタルソリューションズからも、ユーザーが「待っててよかった」と言ってもらえるカメラとレンズが出てくる、との回答を引き出しつつ、赤城さん自身は"新機種の登場を待ちきれずにOM-D E-M1Xを買ってしまった"というエピソードを話した。
そのほかにも、
・なぜコシナの"29mm F0.8"のようなレンズが2社にないのか?
・35mmフルサイズでF0.95があるのだから、マイクロフォーサーズならもう2段分明るくないとダメなのではないか?
・パナソニックは何故LUMIX GMをやめてしまったのか?
・なんでOM-D系はメニューの文字が小さいのか? その辺は(パナソニックと)コンセンサスは取らないのか?
など、出演者の表情も含め、ライブならではのやり取りが楽しめる内容だった。
また、「マイクロフォーサーズのレンズは何故こんなに良いのか?」という技術的な話題では、赤城さん自身がお気に入りのレンズ(フォーサーズ含む)について、それぞれで撮影した作品を交えつつ紹介した。