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SIGMA fpの最新ファームウェアVer.2.01が公開

LUMIX S 20-60mmのRAW記録を修正 動画RAW関連の不具合にも対策

株式会社シグマは8月27日、ミラーレスカメラ「SIGMA fp」の最新ファームウェア(Ver.2.01)を公開した。

同社は7月31日に、同カメラにパナソニックのLマウントレンズ「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」を装着し、特定条件において撮影した画像を他社製現像ソフトで開くと、画像の四隅が白くなってしまう場合があると発表していたが、このほどのファームウェアアップデートで改善したとしている。

このほか、Blackmagic Design社のモニター・レコーダー「Blackmagic Video Assist 12G」各モデルや、ATOMOS社のモニター・レコーダー「NINJA V」使用時におけるRAW動画記録に関する不具合の修正も含まれている。

また、同社はVer.2.00以降のファームウェアを適用したSIGMA fpで撮影したRAWデータについて、SIGMA Photo Proを6.7.4にアップデートする必要もあると案内している。

更新内容は以下の通り(引用)。

更新内容

・パナソニック社製LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6使用時に、レンズ光学補正の周辺光量“オート”に設定している場合、焦点距離20mm、絞り値F3.5にて撮影したDNGもしくはCinemaDNGファイルを他社製現像ソフトで開くと、ソフトによっては画像の四隅が白くなってしまう現象を修正しました。

・Blackmagic Design社製 Blackmagic Video Assist 12GモデルによるHDMI経由のBlackmagic RAWコーデック記録に関わる不具合を修正しました。*1

・ATOMOS社製のモニター/レコーダー「NINJA V」によるHDMI経由の圧縮RAW記録に関わる不具合を修正しました。*2

*1 Blackmagic Video Assist 12Gのファームウェアアップデートが必要です。
*2「NINJA V」のファームウェアアップデートが必要です。

本誌:宮本義朗